12月6日に、九州を地盤とし日本最大の地域金融グループであるふくおかフィナンシャルグループ(以下、FFG)は、中國信託フィナンシャルホールディング(以下、CTBCFH)との共催により、スタートアップイベント「ベンチャープラザ in 台湾Plus」を台北市で開催しました。イベントでは、九州のスタートアップ企業6社による事業紹介プレゼンテーションと、福岡を拠点に事業展開するベンチャーキャピタル「GxPartnersLLP」の代表者である岸原稔泰氏が「福岡のスタートアップエコシステムと台湾との連携可能性」をテーマに講演しました。
登壇者:FFG営業統括部 部長 三溝 尋紀
参加者は100名にのぼり、今回のイベントを通して、九州のスタートアップ企業と、台湾の企業・ ベンチャーキャピタル等が連携することで、日台間の新たなビジネス創造の促進や、産業基盤の拡大につなげていきたいとのことです。
※スタートアップ企業登壇の様子
※スタートアップ企業や関係者の集合写真(ACCELStars/anect/LAplust/Liason Design/Salmontech/Tooon/GX Partners LLP/ ほか)
FFGの地盤である九州においては、TSMCの熊本進出を機に、半導体関連を中心に幅広い産業で投資拡大が見込まれています。
FFG傘下の福岡銀行、熊本銀行および十八親和銀行は、半導体ビジネスのプロジェクトチームを立ち上げ、台湾企業の日本進出時の金融面でのサポートに加え、行政と連携しながら不動産開発を含む住宅・生活関連・商業施設建設等の街づくりの面でも支援を行っているとのことです。
【イベント概要】
● イベント名称:「ベンチャープラザ in 台湾 Plus」
● 開催日時:2023 年 12 月 6 日(水) 12:30-15:35
● 開催場所:台北世界貿易センター(台湾台北市信義区)
●主催:ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)、中國信託フィナンシャルホールディング(CTBCFH)、福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行
● 共催:九州ニュービジネス協議会、台日商務交流協進会
● 後援:中華民国全國創新創業総会(NiEA)、中華民国創業投資商業同業公会(TVCA)、台日中小企業合作推動平台(TJSCP)、台日産業連携推進オフィス(TJPO)、肥後銀行、鹿児島銀行、創新工業技術移転(ITIC)、資訊工業策進会(III)、FFG ベンチャービジネスパートナーズ(FVP)
● 登壇企業(順不同、敬称略)
株式会社ACCELStars/福岡県久留米市…睡眠予防事業、睡眠医療事業、医療機器開発事業
anect株式会社/福岡市中央区…情報サービス業
株式会社LAplust/長崎市・・・AI を用いたソフトウェア・ハードウェアの開発
Liaison Design株式会社/長崎市・・・介護従事者向けの情報システムソフトウェアの開発、販売、導入など
株式会社サーモンテック/熊本市・・・医用超音波診断装置および周辺機器、ソフトウェア開発
Tooon㈱/熊本市・・・フリーランス向けオールインワンツールの開発、運営
GxPartners LLP/福岡市中央区・・・ベンチャーキャピタル