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お知らせ 交通広告/OOH
2018.10.29
LTE対応の鉄道車両向け車内ビジョンシステムを販売

株式会社エヌケービー(本社:東京都千代田区、社長:外谷 敬之、以下NKB)

日本電気株式会社(本社:東京都港区、社長:新野 隆、以下NEC)は、LTEに対応した鉄道車両向けの自立通信型車内ビジョンシステム(以下本システム)を開発し、販売を開始しました。

本システムは、各車両に設置するNECのデジタルサイネージ装置と、広告を

一括管理・制御するNKBのクラウドシステムで構成されており、また鉄道会社の運行情報配信システムとも連携し、広告や運行情報といったコンテンツをLTEで配信します。

従来の主な配信システムは、駅などに設置した地上設備から先頭車両の中央装置に無線でコンテンツを送信、あるいは中央装置にUSBメモリでコンテンツをコピーし、中央装置から各車両のデジタルサイネージ装置に有線で配信しています。

本システムでは、各車両のデジタルサイネージ装置にコンテンツをLTEで直接配信(※)するため、地上設備や中央装置、配線工事が不要であり、新造車両のみならず既存車両にも低コストでシステムを導入できます。また、車両ごとのニーズに合わせた広告配信や、走行中に受信したニュースなどの情報をタイムリーに提供することが可能です。

また今後、J-ALERTなど緊急時情報との連携や、電車位置情報との連携によるロングテール企業の広告掲載、来るべき5G時代には、4K8Kによる高精細な広告表現に取り組んでいきます。

NKBNECは鉄道会社各社に拡販を進め、今後3年間で3,000(デジタルサイネージ装置)の販売を目指します。

各車両のデジタルサイネージ1台にコンテンツをLTEで配信後、そのデジタルサイネージから同一車両の他のデジタルサイネージに無線LANで配信。

NKBは、未来の人・社会に向けた新しい価値創出を実現する企業を目指しており、交通広告、食関連事業、スペースプランニング、パブリックアート、WEB事業など様々な事業領域へのチャレンジを続けています。

NECは社会ソリューション事業に注力しており、今後もNKBはじめ様々なパートナーとの共創を推進することで、企業の競争力強化や効率化などに貢献する各種システム、サービスの提供に取り組んでいきます。